工務店・建築士とお客さまをつなぐポータルサイトの撮影で、新築のお住まいに伺いました。住まい手は、新婚のご夫婦です。
建築写真というと、部屋を広く写す写真がまず思い浮かぶかもしれません。今回のお住まいでは、空間の広がりに加えて、暮らしの中で目に入る小さな設えも印象に残りました。

玄関から続く、小さな見どころ
玄関の飾り棚には、季節のものを置ける場所がありました。廊下の窓からは緑が見え、通るたびに外の景色が目に入ります。写真にする際も、こうした場所を大きな部屋の写真とは別に見せると、住まいの使われ方が伝わります。

素材と色の組み合わせを見る
キッチンでは黒と木の色が組み合わされ、テーブルも含めて落ち着いた印象でした。壁の素材や色、照明の配置など、一つの要素だけでなく、いくつかが重なって部屋の雰囲気をつくっています。
全体の写真では、その組み合わせを見せることができます。一方、細部に寄った写真は、素材の表情や造作を伝えるのに向いています。同じ部屋でも、何を説明したいかによって必要な写真は変わります。

広さと暮らしの気配を、両方残す
天井の高さを感じるリビング、廊下の手洗いなど、場所ごとに目に留まる点がありました。ご夫婦の写真が加わると、建物だけを見ているときとは違って、そこで暮らす様子も想像しやすくなります。

工務店や建築士の実績紹介では、全景に加え、設計上の工夫がわかる写真を選ぶことが大切だと感じます。「どの部分を見てほしいか」を伺いながら、掲載先に合う写真を考えていきます。
