茶道具や料理の撮影では、品物の形を正確に写すだけでなく、季節、場所、そこに流れる時間まで一枚の写真へ残すことが大切です。
7月の盛夏、茶道教室の好日庵さまからご依頼いただき、名古屋・丸の内のTHE KAWABUN NAGOYAで、茶道具と料理を撮影しました。
名古屋の歴史ある空間で茶道具と料理を撮影
THE KAWABUN NAGOYAは、400年の歴史を持つ老舗料亭「河文」の伝統を受け継ぐ、モダンで洗練されたレストランです。江戸時代から続く格式と美意識に現代的な感性が重なり、四季の自然に囲まれた空間で和と洋が調和した料理を楽しめます。

この日は、空間を生かした「茶箱」のお茶会が開かれていました。伝統的な茶の湯でありながら、現代のレストランに自然になじむ、軽やかで美しい時間が流れていました。

持ち運べる茶道具「茶箱」に残る日本文化
茶箱とは、茶道具一式をコンパクトに収めて持ち運べるようにした小さな道具箱です。そのルーツは室町時代から桃山時代までさかのぼるとされ、長い年月を経た現在も文化が受け継がれています。
レストランでのお茶会は格式ばりすぎず、それでも一つひとつの所作や道具は美しいものでした。おもてなしの本質は、形だけではなく「心」にあるのだと改めて感じます。
季節の自然光で和文化の空気を残す
ガラス越しに揺れる緑と、室内へ差し込む夏の光。その場にある自然光を生かしながら、茶道具の素材、料理の色、手元の所作を撮影しました。
写真から、その季節の温度や静けさまで感じてもらえるように、強く演出しすぎず、空間の雰囲気を大切にしています。
茶道具・伝統工芸・料理撮影に対応
NK studioでは、愛知県江南市を拠点に、茶道具、伝統工芸品、料理、店舗、文化体験の撮影に対応しています。Webサイト、広告、記録、海外発信など、使用目的に合わせて光と構成を設計します。撮影サービスまたは撮影相談・お問い合わせをご覧ください。