かなり久しぶりの更新になってしまいましたね。
HP、SNSを積極的に更新した方が良いとはわかっていながらも更新は気が重く・・。(だめですね)
今日は、中山の自己紹介の内容で書こうと思います。
1981年生まれなので、今年(2023年)で42歳になりました。
日々仕事の中で「いつからカメラをやっているのですか?」と聞かれることが多いのですが、これが地味に困る質問の1つです。
「いつからお仕事されているのですか?」ではなく「いつからカメラ」と聞かれるとその起点は「中学2年生の頃から」になります。
中学生男子がカメラを持って撮るものは、今も変わらずだいだい鉄道が多いと思いますが僕は違いました。(偏見
(※かなり熱はさめていますが、今も鉄道好きなのは否定しません。)
当時はプラモデルを作るのが好きで、鉄道や車などのプラモデルを作る少年で、作っては下手くそなりに色を塗り「おぉ。。。」っと眺めて楽しんでいましたが、ある時WOWOWで放送されていた「MOVIE MAGIC」という番組に出会います。
この番組は、ハリウッド映画の制作裏側を紹介する番組で、今ではCGが当たり前なシーンも当時はCGそのものが存在しなかったのでミニチュアやいわゆる「撮影セット」を制作し、あたかも本物のように見せる技法などを紹介していました。
それからというもの、手元に自分で作ったプラモデルを持ってきて、自分の目がカメラになり、「本物のように見せるためにはどうすればいいのか」がもう一つの趣味となりました。
勉強机のスタンドライトが白熱球でしたので、「白熱球をプラモデルに当てると、夕日のように見える!」という発見も楽しい記憶です。
さかのぼれば、この時が僕の写真撮影の起源となるのです。
つまり、鉄道や風景の写真ももちろん好きですが、もっと前から好きなのが今でいう「物撮り」なのです。
先日、ある方との雑談の中で「物撮りって儲からないって聞きました」と言われました。
その時は「へぇ、そうなんだ」と思っただけでしたが、あとから「なんで儲からない物撮りが好きなんだ?」と自問すると、
「儲かるから好き」「儲からないから嫌い」ではなく、「物撮りが好き」なんです。
人物撮影や、風景撮影とは違った難しさが多い物撮りですが、「難しいから楽しい」が商品撮影(物撮り)にはあります。
今、インターネットで検索をすると「商品撮影」というページはいくつも出てきますし、驚くような金額のものも中にはあります。
簡単そうに見えて、見た目以上に難しいのが物撮りであり、その難しさがある故達成感があるのも物撮りだと思うのです。
その撮影対象物がお客さまが拘りと熱意を込めて作ったお品であり、そのお品の魅力を最大限引き出し撮影し、
その写真がお客さまの自信と売り上げにつながる。
「物撮り」がすきな人からすれば、この上ない喜びなのです。