こんにちは。
グラフィックデザイナーの佐野です。
チラシのデザインは、見た目を魅力的にすることはもちろんですが、情報を見易く整理することも大切なことです。
これまで幾つものチラシデザインをお請けしていく中で、
「この情報は必要なので載せましょう。」
というご提案も都度させていただいてきました。
配布してすぐ申込みが続いた、とても反響の良かったチラシを例に、必要な項目を①~⑩に分けてお伝えします。
ご参考までにご一読くださればと思います。
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① キャッチコピー
企画の特徴、魅力を明解・端的に!(このチラシはタイトルが分かりやすいのでキャッチコピーは省いています)
② タイトル
タイトルによっては、タイトルよりもキャッチコピーを目立たせた方が掴みが良い場合もあります。
③ メインコピー
キャッチコピーで伝えきれない魅力を伝えます。
④ 日時・場所(+駐車場の案内)
公共施設などの場合は駐車場の案内は省けますが、民間施設の場合、駐車場の有無、台数が少ない場合は「駐車場は台数に限りがありますのでご承知おきください」等のひと言があるとトラブルを防げます。
⑤ 料金
無料の場合は無料と明記します。
⑥ 申込み要・不要
事前申込み必要の場合は期日を明記します。申込み不要の場合も不要と明記しておくことで安心できます。
⑦ 子連れ可・不可
子連れ可の場合は見易く明記してあげてください。子連れの人は遠慮します。「お子さまご一緒も大歓迎」と言っていただけると嬉しいです。
⑧ 主催
共催、協力、後援等がある場合は敬意を表して載せましょう。告知活動にも協力していただきやすくなります。チラシの受け取り側としては、関係団体が多いほど、公共性が増して安心して参加できます。
⑨ 問合せ先
電話、メール共にあると親切です。私は身近に難聴者がいるので電話以外の方法も設けるように勧めます。
⑩ 自己紹介・目的
誰もが知る大企業、または行政機関等でもない限り、見ず知らずの人が催す企画に参加することはとても勇気がいることです。自分はどういう人で、どのような目的でこの企画を催すのか。それを伝えることで、親しみや安心感を持っていただくことができます。
全体を通して共通しているのは、「自分がチラシを受け取った側だったとしたらどんな情報が欲しいか」です。
・どんな人がやっているんだろう…
・行ったことない場所だな、車で行っていいのかな…
・何も書いてないけどお金かかるのかな…
・子ども一緒に行けるのかな…(子連れNGならば託児を確保しないといけないので。)
特に⑩の「主催者はナニモノなのか」「企画した目的」というのがあると、安心できます。
・知らない人ばかりの中に行くの不安だな…
・何か売り込まれるんじゃないかな…
という気持ちが膨れ上がって申込みできないまま終わる、ということは多々あります。身内だけの企画でないならば、「私たちはこういう人です」ということを伝え、こちらから扉を開きましょう。
以上、チラシに載せる情報についてでした(^^)